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初めての資産運用でも失敗しない、おすすめの金融商品は2つだけ【書評要約:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】

 

  • 資産運用に興味はあるけど、始め方がわからない
  • いろいろ種類がありすぎて、どれを買ったらいいのかわからない
  • 怖いイメージがあるから、失敗したくない

こんな悩みをお持ちの方に、書籍『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の中から、初心者が資産運用を始めるための方法を共有します。

結論からいうと、下記になります。

  • 初心者が買うべき金融商品は、2つだけ
  • 資産運用を始めるときは、ネット証券の口座を使うこと

順番に解説していきます。

初心者が選ぶべきなのは、国債と投資信託

初めて資産運用するときにおすすめなのが、以下の商品です。

  • 投資信託
  • 個人向け国債

 

個人向け国債は、定期預金よりもお得

 

国債とは…
国が発行する債券のこと。国債を購入することは、国にお金を貸すことと同じ。

個人向け国債には、満期が3年、5年、10年のものがあります。

本書でおすすめされているのが、10年満期のもの。

なぜなら、10年満期の国債は、変動金利型だからです。

変動金利型なら、満期までに基準金利があがったとき、利回りに反映されます。

さらに、個人向け国債は最低金利0.05%が保証されています。

メモ

年利0.05%だと、100万円の運用で、年に500円の利子がつきます

参考までに、メガバンクの定期預金の金利をご覧ください。

2020.9現在 メガバンク定期預金の金利

銀行名 金利(定期預金)
三菱UFJ銀行 0.002%
三井住友銀行 0.002%
みずほ銀行 0.002%

どこも0.002%ですね。

0.002%だと、100万円預けて、年に20円の利子がつく計算です。

個人向け国債は、最低保証の金利が0.05%でした(100万円の運用で、年に500円の利子がつきます)。

つまり、国債で運用したほうが少しだけお得であることがわかります。

個人向け国債のメリット

元本割れがない

国債は、国への貸し付けです。
つまり、国が破綻しない限り、元本割れはありません(中途解約した場合でも、元本割れなし)。

絶対に損をしたくない人向けの金融商品です。

個人向け国債のデメリット

利率が低い

老後資金を作るためなど、ある程度の資産を形成することが目的の場合は、個人向け国債では力不足です。

一年経過しないと中途解約できない

急にお金が必要になったとしても、原則として一年間は解約できません。
投資は、余剰資金で行うことが絶対です。

インデックスファンドに投資する

 

インデックスファンドとは…
日経平均やダウ工業平均など、主要な経済指標に連動する投資信託

インデックスファンドは、指標に沿って機械的に運用するだけだから、人件費が安く済みます。
なので、手数料も安いものが多いです。

本書でおすすめのインデックスファンド

  • 上場インデックスファンドTOPIX
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

上記の2つは、手数料が安く、国内と国外に分散投資しているインデックスファンドです。

著者は、このふたつを半々になるように購入するのがバランスがいいといっています。

投資信託のメリット

分散投資ができる

投資信託は、詰め合わせ商品です。
ひとつの商品を買うだけで、複数の国、企業、株式に投資できます。

投資先を分散することで、大きく損をするリスクを減らすことができます。

放置していればいい

自分のかわりにプロが運用してくれるので、基本的には放置していればOKです。
長期投資が前提なので、値動きに一喜一憂する必要もありません。

精神衛生的にも、とても優れています。

複利で運用できる

アインシュタインは、「複利は人類最大の発明だ」というようなことを言っていたそうです。

複利とは…利息の計算方法のひとつ。利息を再投資に回すことで、利息にも利子をつけること。複利で運用すれば、収益が雪だるま式に膨らんでいく。

投資信託のデメリット

元本割れのリスクがある

元本が保証されていないため、投資した資金が減る可能性があります。
どの程度までのリスクなら許容できるかを、あらかじめ考えておく必要があります。

「ネット証券」と「NISA口座」で始めてみよう

国債でも投資信託でも、購入するなら手数料の安いネット証券を利用するのが基本です。

銀行や証券会社の窓口に行くと、手数料の高い商品を勧められます。
それは、客が得するものではなく、企業側が得するものを売ろうとするからです。

金融機関といっても営利企業なので、これは仕方のない事かもしれません。
しかし、社員の給料が上乗せされた割高な商品を、わざわざ買う必要はありません。

ネット証券は、店舗もないので人件費がかかりません。
だから、手数料を安くすることができます。

資産運用を始めようと思ったら、金融機関の窓口には行かず、ネット証券を使いましょう。

本書でおすすめされているネット証券は、以下です。

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券

投資信託は、NISA口座で運用するのがお得

NISAとは…
投資で得られる利益が非課税になる制度。つまり、国が個人での資産運用を奨励しているということ。

本来なら、投資による収益には20%ほどの税金がかかります。
しかしNISAを使うことで、それがなくなります。

デメリットは特にないので、ぜひ使うことをおすすめします。

まとめ

この記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

  • 初心者は10年変動国債、もしくはインデックスファンドのどちらかを選べば間違いない
  • どちらにするかは、どれぐらいリスクを許容できるかで判断
  • 証券会社は、ネット証券を選ぶ
  • 投資信託は、NISA口座で運用する

本記事は、書籍『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の内容を参照して書いています。

この本の著者は、証券会社や保険会社など、金融12社を渡り歩いた経歴を持つ、お金のプロです。

本書を読むと、普通に生きているつもりでも、実は知らず知らずのうちに損をしていることがわかります。

お金についての最低限の知識は、やはり持っていたほうが何かとお得ですね。

投資の他にも、年金、不動産投資、保険などについて、お得な情報をたくさん得ることができるので、以下のような人に非常におすすめの本です。

こんな方におすすめ

  • 資産運用を始めたい人
  • 老後の資金が不安な人
  • お金で損をしたくない人

※本書は2015.11出版のため、最新の情報でない可能性があります。ただ、資産運用の基礎的な知識を学ぶには最適です。

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