節約

エアコンなし歴4年が行きついた夏の暑さ対策!つらい熱帯夜を乗り越えるたった1つの方法

  • 部屋が蒸し暑くてなにもやる気が出ない
  • 熱帯夜の寝苦しさをなんとかしたい
  • そもそもエアコンなしで夏を乗り切れるの?

日本の夏は高温多湿。うだるような熱気とまとわりつく湿気のダブルパンチにはうんざりさせられますよね。

世界一過酷とさえ言われるこの厳しい環境を、エアコンなしで過ごすのは至難の業です。しかし方法がないわけではありません。

僕は一人暮らし歴6年。直近の4年間はエアコンなしで生活しています。

今でこそ苦しむことなく夏をやり過ごせていますが、ここまで辿り着くには相当な試行錯誤がありました。

そこでこの記事では、4度の猛暑を乗り越えた僕が行きついた、冷房器具なしで夏の暑さを乗り越えるための方法を紹介していきます。

この記事を読めば、もう夜の暑苦しさにうなされる事はなくなりますよ。

部屋を冷やせないなら、体を冷やすしかない

夏の暑さ対策には3種類あります。

  • 室温を下げる
  • 体感温度を下げる
  • 体温を下げる

この中でベストの選択肢はどれだと思いますか?

おそらく多くの人が、室温を下げることだと答えるはずです。

なぜなら室温さえ何とかなれば、部屋にいる限りは快適な生活が保証されるからです。

しかし残念ながら、エアコンなしで室温を下げる事はできません。他に手段がないためです。自作クーラーなども試したことがありますが、あまり効果は実感できませんでした。

それでは体感温度を下げるというのはどうか。

結論をいうと、これもやはりおすすめできません。「触れるとひんやり」をうたった商品はたくさんありますが、これらはエアコンと併用することで効力を発揮するように作られています。室温30度超えの環境では役に立ちません。

つまりエアコンなしで暑さ対策をしようと思ったら、体温を下げる努力をするしかないのです。

とにかく冷やす。効率よく冷やす。

これこそがエアコンを使わずに夏を快適に過ごすための、唯一の方法です。

しかし冷やすといっても、具体的にどのように冷やしていけばいいのでしょうか。

血管を冷やすことを意識しよう

体の中を循環する血液には、体温を調節する働きがあります。

例えば暑さを感じたとき、人間の体は血管を拡張して血液から熱を放出します。このとき温度の下がった血液が体内を巡ることで、上がりすぎた体温を冷ましているのです。

  • 血液の温度が下がれば体温も下がる
  • 血液の温度が上がれば体温も上がる

このように、血液の温度と体温には密接な繋がりがあります。

つまり血液を冷やせば、熱くなった体を効果的に冷ますことができるんです。

「でも血液を冷やすってどうやるの?なんか怖いんだけど」

こんなことを思う方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です。怖いことは何もありません。

血液を冷やすためには効率の良い方法があります。太い血管があり、なおかつ皮膚が薄い場所を冷やすのです。

具体的には足首、脇、首、太ももの付け根などですね。

太い血管には当然、たくさんの血液が通っています。つまりこの部分を重点的に冷やすことで、素早く大量の血液を冷やすことができるのです。

熱中症対策としても定番の方法なので、知っている人も多いことでしょう。

血液が全身を一周する時間は約30秒といわれています。

冷えた血液が体内を循環して、全身の熱を冷ましていく。そんな様子をイメージしながら、ここから先の内容を読んでみてください。

では理屈がわかったところで、具体的な方法を紹介していきます。

日中の対策3選

日中とは就寝時以外のことを指します。

例えば休日を自宅で過ごす場合なんかの対策になります。

ぶっちゃけエアコンの効いた近所のカフェや図書館に行くのがもっとも手っ取り早いですが、常にそんなことをしている訳にもいきません。

これから紹介する方法を実践すれば、最も気温が高くなる正午すぎであっても、すぐに快適に過ごせるようになりますよ。

氷バケツで足を冷やす

いろいろと試してきた結果、もっとも効果を実感したのがこの氷バケツです。

氷バケツとは、氷水の入ったバケツのこと。そのまんまですね。これに足を浸すだけで、体感温度が10度は下がります。

原始的な方法と侮ってはいけません。キンッキンに冷やされた氷水に足を突っ込むだけというシンプルな冷却方法であるがゆえに、多くの暑さ対策アイテムにはない即効性があるのです。

決して盛っているわけではなく、冗談抜きで、冷えた水に足を入れた瞬間に暑さを忘れます。目薬のCMのような爽快感が、全身に行き渡る感じですね。速攻で最大出力まで到達します。

ただしこの氷バケツも、最大限に有効活用するためにはコツが必要です。

速効で効果が出るというのは、逆にいえばあとは減速していくだけということ。最初は冷たかった水も、氷が溶けきったあとはどんどん温度が上がっていきます。

すぐにぬるくなってしまっては、嫌でも部屋の暑さを思い出すことになります。これでは到底、実用的とはいえません。

なので冷たさを持続させるために、あらかじめたくさんの氷を作っておくことをおすすめします。

僕は2リットルペットボトルをいくつか冷凍室で凍らせています。

夏の間はこれだけで冷凍庫がいっぱいになりますが、暑さを忘れて快適に過ごせるようになることを考えばなんてことのない問題です。

準備に若干の手間はかかるものの、冷却効果は抜群な氷バケツ。初期費用もかからないので、試してみてください。

補足ですが、僕は足湯用バケツを使っています。

足を入れるために設計されているのでサイズもぴったりですし、冬を越すときにも重宝しますよ。

扇風機、サーキュレーターは基本つけっぱでOK

エアコンがないのに、扇風機やサーキュレーターも持ってないなんてことはないですよね?

もし無いのであれば、今すぐ用意してください。夏を乗りきるためには必須です。というより命に関わります。

たとえ生ぬるい風しか来なくても、空気の流れに当たるだけで体表温度はかなり違ってきます。

氷バケツは強力ですが、準備が必要なためどんなときにも使えるわけではありません。

例えば外出からの帰宅時や風呂上がりなど、汗がだらだら流れて止まらないなんてときに、手っ取り早く体の熱を吹き飛ばしてくれる手段があるか無いかで過ごしやすさは大きく変わります。

扇風機もサーキュレーターも、消費電力が圧倒的に安いのがいいところ。仮に24時間つけっぱなしでも電気代は月に300円ちょっとしかかかりません。

なのでフル稼働させていきましょう。

放っておくと、体はすぐに熱をため込んでいきます。家にいる間は、常に自分に向けて送風し続けることが大切です。

ちなみにこれからどちらかを購入する予定なら、サーキュレーターをおすすめします。

  • ピンポイントに強風を送り込める
  • 遠く離れた場所まで風が届く

夏でエアコンなしという過酷な環境では、一点集中型のサーキュレーターのほうが色々と効率がいいですよ。

風の通り道を作る

部屋を閉め切っていると、室温はどんどん上昇していきます。

温度計を見ていると分かりますが、外よりも室内のほうが暑いなんてこともしょっちゅうです。

その原因は、

  • 電化製品からの放熱
  • 鉄骨やコンクリートなどから伝わる熱
  • 調理時に発生した熱

このような熱が逃げ場を失い、部屋にこもってしまっているからです。

この対策として、定期的に部屋の空気を入れ換えてたまった熱を排出しなければなりません。

ただし空気を入れ換えるといっても、ただ窓を開けるだけでは不完全です。効率よく外気を取り込むには、風の通り道を作ってやる必要があるのです。

ポイントは、風の入り口と出口を確保すること。具体的には2カ所の窓を開けるだけでOKです。開けた窓が対角線上に位置していればさらに理想的な動線になります。

窓が1カ所しかない場合は、玄関のドアで代用しましょう。何かモノを挟んで薄く開いた状態を固定できれば問題ありません。

熱中症は室内でも発症します。エアコンを使わないと発症リスクもあがりますので、「知らないうちに室温が上がりきっていた」なんてことがないように気をつけてください。

熱帯夜を乗り越えるには?

ここからは就寝時の対策について説明します。

正直なところ、エアコンなしは夜が一番きついです。

蒸し風呂の中にいるような寝苦しさには、かなり苦心させられませした。

試行錯誤を繰り返した末にようやく見つけたのが、これから紹介する方法です。

保冷剤で体を冷やす

やはり基本は体を冷やすこと。結論はシンプルでした。

ただし日中のように氷バケツに足を突っ込むといった手段は使えません。

そこで出番となるのが保冷剤です。

100均に売っている保冷剤で構いません。ただ、ある程度の大きさがあるものが良いです。

例えばこのようなものですね。箱形のタイプが個人的に使いやすくて好みです。

4つの保冷剤を用意できたら、就寝時に体の各所に配置していきます。

このとき、配置場所には気をつけてください。前述した通り、効率よく体を冷やすためには太い血管が通る場所を意識して冷やさなければなりません。なので僕は両脇にひとつずつ、両足にひとつずつ使っています。

特に脇は効果が強烈です。保冷剤を挟んだ瞬間、蒸し風呂が極寒の山小屋に変わります。というのはいいすぎですが、涼しいを通り越して寒さすら感じることがあるのは事実です。

保冷剤という対策を見つけてから、どれだけ暑苦しい夜でも快眠することができるようになりました。体を直接冷やすというのは、熱帯夜対策のひとつの完成形だと思ってます。

もし体が冷えすぎるという場合は、保冷剤にタオルを巻いて使ってみてください。結露対策にもなるため一石二鳥ですよ。

アイスノンで寝心地を確保

体だけでなく、首筋も冷やすとより快適に寝ることができます。

ご存知の通り、首にも皮膚のすぐ下に太い血管が走っているので、冷やすとスーッと熱が取れていくようないい気持ちになりますよ。

頭と体、ダブルで冷やせば効果は倍増。ここまでやれば蒸し暑い夜もさほど気にならなくなります。

ただし保冷剤を使うのはおすすめできません。やはり固くてゴツゴツした感触が気になってしまい、あまり寝心地がいいとはいえないからです。

なので僕はアイスノンを使っています。

寝るときのために作られただけあって、使い心地は保冷剤とは雲泥の差です。

暑さ対策としては冷やせればそれでいいのですが、石に頭を乗せて寝るのが苦手な人はアイスノンがおすすめです。

ただし無理は禁物です

ここまでエアコンなしで夏を乗り越える方法を解説してきました。しかしくれぐれも無理は禁物です。

上述しましたが、室内でも熱中症にかかる危険は充分にあります。

僕は極度の貧乏性であるため4年もエアコンなしで生活していますが、それも余裕があるから出来ていることです。もし体調を崩してしまったら、すぐにエアコンを導入することでしょう。

実はエアコンにも、比較的安価なものがあったりします。

例えばamazonには3万円台で購入できるものもあります。工事費とあわせても、健康と引き換えにするような金額にはなりません。

もし出費を抑えるためにエアコンなしの生活をしているのならば、こういう安価なエアコンを検討してみるのもいいのではないでしょうか。

エアコンなしの生活はチャレンジングであり、個人的に応援したい気持ちはあります。しかしもっとも手軽で確実な暑さ対策が、エアコンであることもまた事実。

何よりも大切なのは健康です。無理がたたって体を壊しては、後々の医療費が高くついてしまいますよ。

まとめ

「どうにかしてエアコンを使わずに夏を乗り切れないか?」

こんな考えのもと、今まで様々な方法を手当たり次第に試してきました。

  • 除湿効果を期待して部屋の四隅に重曹を置きました。
  • サーキュレーターの位置・角度の最適化に執念を燃やした時期もあります。
  • 自作のクーラーを制作してベッド下に設置したのが昨日のことのようです。

しかしどれも体感できるほどの効果はなく、毎日汗だくで悪夢にうなされていました。

そんな生活が一変したのは、この記事で紹介した方法を確立してからです。

  • 昼は氷バケツで足を冷やす
  • 夜はアイスノンと保冷剤で全身を冷やす

あれだけキツかった暑苦しさは、たったこれだけのことでずいぶんマシになりました。

エアコンなしで過ごす夏がどれだけ過酷であるかは体験しなければ分かりません。

なのでこの記事は、同じ苦しみを共有する同士たちに向けて書きました。

この記事の内容を実践することで、少しでも猛暑を快適に過ごしてもらえたら嬉しいです。

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