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貧乏生活から脱出したい人は必見|貧乏体質を変える思考方法【書評要約:夢をかなえるゾウ2】

 

  • なかなかお金が貯まらない
  • 貯金をしようとしても失敗する
  • 頑張ってるのに貧乏生活から抜け出せない

 
このような悩みに対して、書籍『夢をかなえるゾウ2』から、解決方法を共有します。

メモ

シリーズ400万部超えの、日本で一番読まれている自己啓発書です

 
この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 貧乏な人がやりがちな、損をする行動
  • お金が貯まるようになる考え方

 

貧乏生活を抜け出すためには、貧乏思考を捨てるしかない

 
本書によると、いつまでも貧乏な人は、貧乏になりやすい考え方をしているとのこと。つまりこの考え方を変えないと、ずっと貧乏なままということです。

 
貧乏思考を変えるために必要なことは、たったひとつだけです。

 
人を喜ばせることを、楽しいと思えるようになること

 
『夢をかなえるゾウ2』の内容を一言で要約すると、これだけです。

 
詳しく解説する前に、まずはいつまでも貧乏なままの人の特徴(貧乏思考)を説明します。

 

自分本位な人は、ずっと貧乏なまま

 
貧乏生活から抜け出せない人は、以下のいずれかに当てはまると著者はいっています。

  • 夢を追うあまり、盲目になっている
  • 目の前の誘惑を我慢できない
  • 「お金は嫌なことをした引き換えに貰うもの」と考えている

 
ひとつずつ見ていきます。

 

夢を追うあまり、盲目になっている

 
夢に向かって努力はしているが、ひとりよがりの努力であるため結果が伴わない人のことです。作中では「ドリーム貧乏」と表現されています。

 
このような人は、以下のような気持ちを強く持っています。

  • 目立ちたい
  • 注目されたい
  • たくさんの人に見られたい

 
自己顕示欲が強いこと自体は悪くありません。しかし上記の欲求を満たすことを考えるあまり、自己中心的になってしまうのが問題です。

 

メモ

本書に出てくる主人公がこのタイプです。お笑い芸人という夢を目指していますが、自分が目立つことだけを考えているため、客のニーズを把握できていません。その結果、長い間成功することができず、貧乏生活を送っています。

 
自分が目立ちたいあまり、周りの人(客)を無視していては、期待した結果は得られません。

 

目の前の誘惑を我慢できない

 
一時の快楽を得るために、無駄な買い物をしてしまう人のことです。

 
以下がよくある例です。

  • タバコ、お酒、甘いものなどをついつい買ってしまう
  • パチンコなどのギャンブルにいつの間にかお金を費やしてしまう

 
不必要な出費をする習慣があると、お金があってもすぐに使ってしまいます。小腹がすくと出費、ストレスを感じると出費、といった具合にきりがないからです。

 
ひとつひとつは少額でも、積もれば大きな金額になります。欲求のままにお金を使っていては、貯金もできません。お金が貯まらなければ、ずっと貧乏のままです。

 

メモ

※ギャンブルは還元率が定められていて、長期的には必ず損をするようになっています。

 

「お金は嫌なことをした引き換えに貰うもの」と考えている

 
子供の頃、お使いや家事の手伝いなどをしたときにお駄賃を貰っていた人が、このタイプに当てはまります。作中では「お駄賃貧乏」と呼ばれています。

 
「嫌なこと」をしたときに「お駄賃」をもらえるという経験を繰り返した子供は、「お金=嫌なことをしたときに貰えるもの」と学習します。
これは心理学でいうところの、条件付けです。

 

条件付けとは、ふたつの異なるものが、学習によって結びつくこと。犬にエサを与える前にベルの音を聞かせることを繰り返すと、やがて犬はベルの音を聞くだけでよだれを垂らすようになる。これは、ベルの音=エサがもらえると犬が学習した結果起こる現象。

 
この犬と同じように、嫌なことの代償としてお駄賃を貰い続けた子供は、お金=嫌なことをしなければ得られないものだと学習します。その結果、貰えるお金が同じなら、いかに楽して作業を終わらせるかを考えるようになります。

 
「お駄賃」が「時給」になり、「給料」になっても、これは同じです。もらえるお金の範囲内でしか仕事をしません。なぜなら、仕事は「嫌なこと」だからです。

 
いかに楽ができるかばかり考えていれば、給料があがることはありません。給料があがらなければ、貧乏なままということです。

 

貧乏から脱出するには、視野を大きく持つこと

それでは上記のタイプが貧乏から抜け出すためには、どうすればいいのでしょう。
著者は、それぞれ以下のことを理解すべきだといっています。

  • 目立つことでなく、人を喜ばせること
  • 楽しみはあとに取っておいたほうが大きくなること
  • お金は楽しいことをすると貰えること

 
順番に書いていきます。

 

目立つのではなく人を喜ばせることで、需要が生まれる

 
世の中には、「目立ちたい」「注目されたい」と考える人はたくさんいます。しかし、それが本当に自分の望みなのかを精査すべきです。

 
極端な例を出します。

  • 迷惑行為をして注目を集めるYouTuber
  • 世間が騒ぐのが愉快だから、SNSで不適切発言を繰り返す人

 
世の中には、人の迷惑になるようなことをして注目される人がいます。

 
注目を集めるという意味では目的を達成できたわけですが、これは多くの人にとって、決して望むような注目の集め方ではないはずです。

 
いい意味で注目されている人は、たくさんの人を喜ばせている人です。


人気お笑い芸人:たくさんの人を笑顔にしている
国民的スポーツ選手:たくさんの人に勇気を与えている
有名漫画家:たくさんの人に感動を与えている

 
たくさんの人にいい影響を与えられるからこそ、評価され、慕われます。その結果、注目されています。

 
「目立ちたい」「注目されたい」という欲求の根底には、「人を喜ばせたい」という意思があるはずだと著者はいっています。つまり大事なのは、目立つことでなく、喜ばせることです。

 
どうすれば人を喜ばせることができるか

 
これを考えることで、自然と需要が生まれます。需要が生まれれば、お金が生まれます。その結果、貧乏から抜け出すことができるのです。

 

ポイント

目の前の人を喜ばせることが、貧乏脱出に繋がる

 

浪費をなくせば、貯金ができる

一時の快楽で浪費してしまう人は、楽しみはあとに取っておいたほうが大きくなるという事実を体感するのが効果的です。

 

  • お金
  • 健康
  • 時間

 
上記は、浪費をすることで失っていくものです。どれも貴重なものですが、一時の快楽のために損なわれてしまいます。

 
貯金ができる人は、決して我慢強い人というわけではなく、通帳にお金が貯まっていくのを見たり、そのお金で買える物を想像する楽しさを知っている人なのだと著者はいいます。

 
だから、浪費をしたい欲求に駆られたら、まずは我慢してみてください。そして、少しずつお金が貯まったり、浮いた時間で好きなことができる実感を楽しめるようになってください。

 
何事も、楽しいと感じるから継続することができます。小さな積み重ねが、貧乏から抜け出すきっかけになるのです。

 

ポイント

浪費をなくすことで、少しずつお金が貯まる

 

仕事に楽しさを見つけられると、お金が増える

 
「お金は嫌なことをすると貰えるもの」だと教育された人は、「お金は楽しいことをすると貰えるもの、人を喜ばせた分だけ貰えるもの」という逆の価値観に修正する必要があります。

 
そのために行うべきこととして、本書では誰かにプレゼントをするという方法が紹介されています。

 
プレゼントというのは、自分でお金を出して相手を喜ばせようとするものです。
一見すると、貧乏から抜け出すどころか、逆にますます貧乏になってしまいそうです。

 
しかし著者は、プレゼントによって、相手を喜ばせる経験を得られることが大事といっています。なぜなら相手を喜ばせることで、誰かを喜ばせることは楽しいことだと感じられるようになるからです。

 
世の中に溢れている商品やサービスは、すべて需要があるから成り立っています。

誰かが求めている=誰かの役に立っている
誰かの役に立っている=誰かが喜んでいる

 
もしこの需要がなければ、商品は売れず、会社は潰れます。つまり、お金を生み出す商品やサービスは、誰かが喜ぶ商品やサービスであるということです。

 
この視点に立てば、毎日の仕事も、最終的には誰かの喜びに繋がっていることになります。でなければ、会社は給料を払えません。

 
誰かを喜ばせることが楽しいと感じられるようになることは、自分の仕事にも楽しさを見いだすことができるようになることです。

 
その結果、「お金は楽しいことをすると貰えるもの、人を喜ばせた分だけ貰えるもの」であるという価値観も、受けいれることができるようになります。

 
主体的に仕事に取り組むことができれば、評価に繋がります。そうなれば、やがて貧乏を脱出することもできます。

 

ポイント

お金は人を喜ばせた分だけ貰えるものと理解できれば、仕事に対する印象も変わる

 

行動を継続するために、過程を「楽しむ」ことが大事

 
ここまで貧乏生活を抜け出すための方法を解説してきましたが、ひとつ強調しておきたい点があります。

 
上記の過程を、楽しむことが大事だということです。

  • お金を貯めることを楽しむ
  • 人を喜ばせることを楽しむ
  • 人の役に立つことを楽しむ

 
この精神性が、貧乏から抜け出すための最も重要な要素です。

 
「楽しむ」は、『夢をかなえるゾウ』で頻出の単語のひとつで、それだけ著者が重要視しているということです。なぜなら、結局人は楽しいことしか続かないからです。

 
自分の行動によって起こる変化を、楽しみましょう。

 

人を喜ばせることは、いますぐできる

 
「人を喜ばせる」ことの重要性を、ここまで書いてきました。
でも、人を喜ばせるって、なんだか難しそうです。

 
しかし大丈夫です。
日常のちょっとした行動でも、誰かを喜ばせることは可能です。

  • コンビニで買い物をしたときに感謝の言葉を口にする
  • 職場で同僚の長所を褒める
  • 混雑した場所で道を譲る

 
上記のようなことも、立派な「人を喜ばせる」行為です。このぐらいなら、すぐにできそうな気がしますね。

 
著者は、このような小さな行動を積み重ねていくのがいいといっています。
あなたも、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

本の感想

 
この本の内容をまとめると、次のとおりです。

ポイント

  • お金は誰かに価値を与えることで生まれる
  • つまり、人を喜ばせる意識を持つことが大事
  • 人を喜ばせることが楽しいと感じられれば、理想的
  • 思考は日常の行動から変えられる

 
この本からは、お金持ちがどのような考えで日々を生きているのかを学ぶことができます。
少し説教くさいところはありますが、すべてキャラクターの発言として語られるので、嫌みに感じることはありません。
小説形式なのでストーリーを楽しみながら、サクサク読み進められるのもいい点です。

特に本作は、僕のような内向的な性格の人が読んでみると、新たな気づきが得られるのではと思います。

 
『夢をかなえるゾウ2』は、以下のような人におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 貧乏生活に嫌気が差している人
  • お金持ちになりたい人
  • 夢に挫折しそうな人
  • 内気で人と関わることが苦手な人
  • 純粋に物語としても楽しみたい人

 

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